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海外派遣

【海外派遣】エビアンチャンピオンシップジュニアカップ詳細

evian2016

~世界16ヵ国の頂点を目指した挑戦が始まる~

 

9月19日~21日▽フランス・エビアン、エビアンリゾートゴルフクラブ(男子5935ヤード、パー72、女子5473ヤード、パー72)▽参加選手=男子34名、女子34名

▽JJGA派遣選手=三田真弘(中3)、久常涼(中2)、平木亜莉奈(中2)、越田泰羽(中1)▽派遣選考試合=スプリングジュニアゴルフチャンピオンシップ

 

2007年から始まったエビアンチャンピオンシップジュニアカップは今年で記念すべき10回目を迎えた。ジュニア大会はLPGAメジャー大会のエビアンチャンピオンシップが終わった翌日に練習ラウンドを行ない、その翌日から2日間にわたり16カ国による国別対抗戦と個人戦を争う。コースの特徴は前半はパー3が3つの35、後半はパー5が5つの37と変則的。総距離こそ短いがグリーンのアンジュレーションは日本では経験できないうねりがある。砲台グリーンがほとんどでパッティングとアプローチがスコアに直結する。ラフも洋芝で深く女子は出すのがやっと。こういうタフなコースを、女子のトッププロの熱戦の後に同じセッティングで回る。各国のジュニアにとって、実力を試せるまたとない機会だ。
日本チームは2007年中里光之介、川村昌弘、青木瀬令奈、岡村咲の4選手が活躍し初代チャンピオンに輝いた。それ以来の団体戦優勝を狙う。過去の個人戦の優勝は2007年の川村、2009年の髙橋恵、2015年の石井理緒、昨年の三田真弘。三田は史上初の連覇を虎視眈々と狙っていた。日本選手は三田、久常、平木、越田の4名。5月に行われたスプリングジュニアの1位、2位の選手で構成されており、団体戦優勝も狙えるメンバーだ。各選手とも海外での試合経験が豊富でさらに期待が高まる。

 

練習日 この時期のエビアンは毎年天候が不安定。スタート直後は晴れ間が見えていたが後半は雨もパラついてきた。LPGAの大会期間中から降り続いている雨の影響か、グリーンはいつもより遅かった。

 

~1日目、三田真弘、久常 涼 69で首位スタート~

「三田」 日本チームの先陣を切ったのは三田。団体戦のライバルとみられるアメリカ選手との2サム。前半で耐え、後半で伸ばすというチーム戦略の通り序盤はきっちりパーセーブする。6番でボギーも後半3つのパー5で1イーグル・2バーディーで69。上々の出来だが「パターが全然入らなかった」と本人は不満顔だ。しかし、日本チームは幸先良いスタートを切った。
「平木」 2番手の平木もアメリカ選手との2サム。「ショットは良かったが、1~3mのパットを5回以上も外した」と悔やむ平木。6番でバンカーに入れてボギーの後、11番でようやくバーディーが来る。直後の12番で林に打ち込みボギーとするも、14番パー3で5mをねじ込みイーブンに戻すと、17、18番の連続バーディーでフィニッシュ。2アンダーの70、首位とは2打差の2位につけた。
「久常」 三田・平木の2選手に続きたい久常はスペイン選手との2サム。6番で2mのくだりフックラインを沈めると、7番で1mにつけ連続バーディー。8番でボギーも9番でイーグルパット外しのバーディー。前半を2アンダーで折り返す。後半に入りドライバーの不安定さはあるものの、2バーディー・1ボギーで三田と並び69でトップスタートを切った。
「越田」 メキシコの選手との3サム。4番でバンカーにつかまりボギーの後、3ホール連続でバーディーパットを外す。すると8番でボギーをたたき流れを悪くしてしまう。11番でようやくバーディーが来て調子を上げたいところ。しかし、15番パー5の3打目を大オーバーするミスでダボ。続く16番でボギーと悪い流れを断ち切れず76の12位で1日目を終えた。
「団体戦:1日目」 男子個人トップの三田・久常の69、女子個人2位の平木の70が採用された。なんと3スコアすべてアンダーで208は各国も驚いていた。2位のスペインが216、3位のベルギーが217。最大のライバルと予想されたアメリカは221で4位と振るわなかった。

 

~久常優勝、三田2位、平木2位、越田10位~

「越田」 少しでも順位を上げ、団体戦に貢献したいとスタートした越田。1、3番バーディーと絶好のスタートを切る。5番パー3でグリーン手前の池に入れダボと貯金をなくした。これで良い流れも失ってしまい、7番ボギーの後、アプローチの距離感が合わず10番から3連続ボギーと4オーバーまで後退。後のない越田は13番パー5で3打目を1mに寄せバーディーで息を吹き返すと、15、18番のパー5でもバーディーを奪い73まで戻し、トータル149で10位と順位を上げた。
「平木」 女子の最終組でスタートした平木。1日目68を出した女子個人トップのメキシコ代表のコーリー・ロペスと71で3位のスペイン代表のキャロリーナ・チャカーラとの3サム。4ホールを終え3バーディー・1ボギーとスタートダッシュに成功。しかし、昨日と同様ショットは切れているもののバーディーパットを決めきれず、5ホール連続でバーディーを逃し突き放せない。後半に入りコーリー、キャロリーナともスコアを崩し平木には追いつけそうにもない。平木は12番でボギー、13番でバーディーと一進一退。この大会は男女交互に組合せが組まれているため前の組の状況がわからない。少しでもスコアを伸ばしたいところだったが15、16番と痛い連続ボギー。最終18番パー5でセカンドをうまくグリーンに乗せイーグルチャンス。グリーンに到着しスコアボードに目をやると前日72で回ったフランス代表のルーシー・マルチランドが68を出し現在トップ。平木はこの時点でトップと2打差。イーグルパットを決めなければ優勝はない。思いのこもったパットだったがカップをわずかにそれバーディー。2日間トータル141で2位、1打の重みに泣いた。
「三田・久常」 前日に69でトップに並んだ三田と久常は前日70のベルギー代表のマシュー・フェロンとの3サム。5番を終え、三田・久常の1オーバーをしり目にマシューは2アンダーと2打逆転された。しかし、三田が7、9番でバーディー、久常が6、9番でバーディーを奪うと、マシューはプレッシャーからかミスが目立ち始めスコアを落としていく。一騎打ちとなった三田と久常。勝負所の後半11番、三田が思い切り振りぬいたティーショットが右に行き、さらにカート道で跳ね痛恨のOBでダボ。気落ちした三田は13番もボギーで2オーバー。それに対し久常は13、14番をバーディーと3アンダーまでスコアを伸ばす。その後、久常が15、17番でボギーとし追いつくチャンスだった三田だが、パッティングに苦しみ2オーバーのまま。最終18番でともにバーディーを決めホールアウト。久常は2アンダー70でトータル139。三田は73で142。スコアボードを見ると2日間トータルのアンダーは日本選手の2人のみ。久常、三田のワンツーフィニッシュとなった。
「団体戦:最終日」 先にホールアウトしていた越田の73、女子個人2位の平木の71、男子個人優勝の久常の70が採用され2日間トータル422。2位のスペインは433、3位には前日5位のフランスが438で順位をあげた。日本は前日よりリードを広げ圧勝となった。

 

~おめでとう日本!9年ぶりの団体優勝~

「表彰式」今年はエビアンジュニアカップ10周年記念。リオデジャネイロオリンピックでゴルフが復活したこともあり表彰式が盛大に行われた。団体戦優勝を果たした日本チームが壇上に上がりメダルを授与された後、日本国歌の「君が代」が流れ優勝した喜びを噛みしめた。日本チームの団体戦優勝は2007年以来9年ぶりだった。

 

久常選手の話
一生で一度の大会なので後悔しないようにプレーしました。優勝できて本当にうれしい。メジャー大会のコースで優勝できて大きな自信になりました。ただ、もったいないミスが多かったので練習してもっと上のレベルに行けるようがんばります。

 

三田選手の話
去年の自分を超えることと連覇を目標にプレーしましたが達成できず悔しい。ショットの正確性、パッティングなどまだまだ技術のなさを感じました。勝った時より負けた時の方がたくさん学ぶことがあるので、この悔しさを糧に次がんばりたい。

 

平木選手の話
個人的には1打差の2位という結果がとても悔しい。1打の重みがよくわかりました。でも、団体戦で優勝できたのは本当にうれしい。日本のチームワークは最高でした。表彰台の1番高い所に立ってメダルをもらう気持ちは何とも言えない最高の気分でした。

 

越田選手の話
大会は全員が各国の代表として戦うので少しピリピリしていました。その中で目標だった団体戦で優勝できてうれしい。個人的には決めないといけないパットが入らず、ショットの精度もよくなかった。この反省を踏まえ練習で改善していきたいと思います。

 

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