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【海外派遣】AJGAカンザスジュニアチャンピオンシップ詳細

AJGA_170626-29

6月26~29日▽米国カンザス州ガーデンシティ、バッファローデューンズゴルフクラブ(男子6806ヤード、パー72、コースレート74・2)▽参加選手=男子95名 ▽JJGA派遣選手=植木祥多(高3)▽派遣選考=タイガー魔法瓶プレゼンツ石川遼カップ

今年で5年目を迎えるこの大会。アメリカ中西部に位置するカンザス州ガーデンシティにあるバッファローデューンズGCで開催された。農場と牧場に囲まれた人口約3万人の小さな町のゴルフコース。平坦だが左右にある膝まで伸びたラフがプレッシャーをかけてくる。ドッグレッグも多く距離は短いが戦略的なコースだ。
この大会にJJGAから派遣されたのは植木祥多。海外での大会は2回目、前回は思うような成績を残すことができず、今回リベンジを誓っていた。

1日目 風速15mの強い風が吹いた。植木は10番から12時40分のスタート。前半はパーオンするものの、日本と違うグリーンの芝目に悩まされてスコアが伸びない。12、16番とボギーをたたき、2オーバー38で折り返した。後半、風の強さには慣れてきたが、ブッシュに悩まされた。練習ラウンドでも相性が良かった2番ホールで初バーディーが来た。3,4番とボギーが続いたが、5番バーディーで一息ついた。残り3ホールでギアを切り替えて、頑張ろうとしたのも束の間、7番でティーショットを右のブッシュに打ち込んだ。出すだけで精いっぱい。アプローチもうまく寄らずダブルボギー。続く8番もボギーで3オーバーの39。トータル77、21位タイで1日目を終えた。

2日目 前日と打って変わって風がなく、雲ひとつない快晴となった。8時半にアウトからのスタート。1番はアイアンショットが曲がり、グリーンを外すもパーをセーブ。2番で3mのバーディーパットを沈め、幸先のよいスタートに期待がふくらむ。しかし、迎えた5番でティーショットを右の林に打ち込む。木の下から出すだけ、痛恨のダブルボギー。続く6番と8番で2mのバーディーパットを沈め、前半を35でターンした。後半に入り、13番パー5で2オンに成功しイーグル逃がしのバーディー。勢いに乗り、18番のティーショットは右フェアウェイに。残り100mをSWで打つと、ボールはピン右2mに。「1日中ショートしていた。最終なのでしっかり決める」と言い聞かせたパットは強く入り1m半オーバー。返しのパットを外しボギー。後半36この日71トータル148。7位タイまでジャンプアップし、入賞を狙える位置まで持ち直した。

最終日 風は少しあったが天気は良かった。「最終日なので攻めていきたい。バーディーを取る」と宣言し8時50分スタート。ショットの調子が少しずつ上がっているように見えて迎えた5番パー5で、なんなくバーディーを奪う。スコア速報をみると3位タイまで順位を上げていた。しかし、9番パー4に罠が待ち受けていた。ティ―ショットが右のブッシュへ飛び込んだ。「ボールが見えていたし、打てるような気がした」と8番アイアンで打った球は、無情にも10mしか飛ばなかった。しかも、木の真後ろにいったボールは出すだけ。気落ちしたか、4打目も乗らず、寄らず、パットも入らず、痛恨のトリプルボギー。前半を38でターン。後半も流れに乗れないまま11、14番とボギーを重ね、16番パー5でバーディーを取るもそこまで。この日75、トータル223の9位タイに終わった。優勝争いに加われなかったのは残念だったが、同伴競技者と会話を交わしながら堂々としたプレーを見せた。

植木祥多選手の話
前回挑戦した時よりは落ち着いてプレーすることができた。特にプレー中に英語でコミュニケーションを取れた事は収穫。日本にはあまりないブッシュがたくさんあった。空気が乾燥しているからか日本に比べてボールが飛んでいるように感じた。距離感がつかみにくかった。次に海外大会に出場する時は必ず結果を出したい。

大会優勝者
2日目トップに立ったタイラー・セブリン(17歳)が1打差で逃げ切り、1アンダーの215で優勝を飾った。

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