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海外派遣

【海外派遣】3th Mobil South Pacific Junior Golf Open 詳細

AJGA_170626-29

8月21~23日▽ニューカレドニア・ヌメア、ティナゴルフクラブ(14~17歳男子6440ヤード・パー72、11~13歳男子5393ヤード・パー72、11~13歳女子5393ヤード・パー72、14~17歳女子5393ヤード・パー72)▽参加選手=男子97名、女子32名▽JJGA派遣選手=鈴木隆太(高1)、榎本杏果(中3)、八木沢浩心郎(小6)、松原柊亜(小6)▽派遣選考=スプリングジュニアゴルフチャンピオンシップ、チームタイガー

今年で3回目を迎えるニューカレドニア随一の大会に初参戦。首都ヌメア近郊に位置するティナGCで開催された。1番から9番は高低差のある地形を生かしたコース、10番から18番は海に接しており浜風がプレッシャーをかけてくる。距離は短いが戦略的なコースだ。
この大会にJJGAから派遣されたのは鈴木隆太、榎本杏果、八木沢浩心郎、松原柊亜の4人。鈴木と榎本は海外での出場経験も豊富、JJGA決勝大会で今年度連勝している八木沢と松原も上位入賞に期待がかかる。南半球のため季節は冬ながら、日中は25℃近くまで上がり快適なラウンドとなった。ただ、練習ラウンド終盤に大雨が降ったことが波乱を予感させた。

1日目 練習ラウンドと打って変わって晴天となった。
【鈴木】 「優勝したいと思って臨んだ」という鈴木は9時に1番からスタート。1番と3番をボギーとすると、5番から連続ボギーと苦しい展開。7番でようやく初バーディーを奪うと、本来の実力を取り戻す。10番では3mに寄せてバーディーとすると、その後はバーディーチャンスこそ逃すもののショットが安定。14番でバーディーを奪うも、最終18番では3パットしボギー。「アイアンの方向性は良かったが、ドライバーが曲がった」と反省した鈴木は74で4位スタートとなった。
【八木沢】 「勝つために練習をしてきた」という八木沢は10時12分に1番からスタート。1番で3パットしボギーとすると、2番では5mのバーディーパットが入らずパー。4番では寄らず入らずボギーと苦しい展開。そこからは落ち着いたものの9番でボギー。後半はパーセーブするも14番をボギーとすると16番から3連続ボギーでホールアウト。「バーディーパットが入らなかったので良い流れにできなかった」と悔しさをにじませた八木沢は79で11~13歳の部で6位スタートとなった。
【榎本】 「自分のゴルフをしっかりしたい」という榎本は8時36分に10番からスタート。12番でアプローチがトップしボギーも、15番の海越えパー4で初バーディーを奪う。しかし16番は池に入れてボギー、17番もラテラルから出すだけと連続ボギーとしてしまう。後半は3番でエッジから3パットしボギーとするも、直後の4番は3打目を2mに寄せてバーディーを奪う。5番は3パットしボギーも、6番では右手前からチップインバーディー。7番以降はパーセーブしこの日74でホールアウト。「ショートパットは良かった」と前を向いた榎本も6位スタートとなった。
【松原】 「優勝を目指す」と意気込む松原は榎本と同組でスタート。11番をボギーとすると13番から3連続ボギーとしてしまう。16番で初バーディーを奪うも17番でボギー、18番でも3パットしダボとしてしまう。後半は2番でボギーとするも、3番バーディーで悪い流れを食い止める。6、7番ではパターが寄らず入らず連続ダボとし83でホールアウト。「ドライバーの方向性と飛距離は良かったけど、パターが悪かった」と悔しがった松原、2位スタートとなった。

2日目 1日目同様青空が広がり、絶好のゴルフ日和となった。
【鈴木】 8時22分に10番からスタート。12番でボギーとするも14番パー5で2オンするとそこから3連続バーディー。18番では2打目がシャンクし3パットのダボでイーブンとしてしまうも、1番パー4で1オンしバーディーと流れを変える。4番から連続バーディーとするも7番でダボとしてしまう。気落ちせず8番でバーディーを奪いホールアウト。7バーディーを奪い実力の高さを見せた鈴木は70のトータル144で3位に浮上した。
【八木沢】 10時12分に10番からスタート。11番では右に外すもパーセーブ、13番では30センチのバーディーパットが決まらず流れに乗り切れない。迎えた15番、バンカーからアプローチを試みるも、雨で固く締まった砂に手首を痛め無念の棄権となった。
【榎本】 8時22分に1番からスタート。1番では2打目がオーバーしボギースタート、2番でもティーショットを林に入れ連続ボギーと苦しい展開。4、6番とバーディーとするも7番でダボ、8番は「運が良かった」というバーディー、9番ボギーと出入りの激しいゴルフを展開。後半10番では「おかしくなった」とまさかのトリプル。11番のバーディーで落ち着いたかに見えたが、13番からまたも連続ボギー。それでも15番でバーディーとしそのままホールアウト。「パターが良かったがアプローチが悪かった」と話した榎本、5バーディーを奪うも79でトータル153、9位に後退した。
【松原】 8時55分に1番からスタート。4番でバーディーを奪うも5番でボギーとする。9番こそボギーも、それ以外は安定したラウンドを展開。14番では池に入れるもなんとかパーセーブ、すると15番でバーディーを奪いイーブンに戻す。17番では3パットしボギー、この日は73でホールアウト。「ロングパットが入らなかった」と悔しさを見せた松原、トータル156で順位は変わらず2位も3位以下を大きく引き離した。

最終日 【鈴木】 「優勝を狙う気持ちで」と意気込んだ鈴木は10時21分に10番からスタート。いきなり3パットしボギースタートも、13番で10mのパットを沈めバーディーを奪う。続く14番は3日連続でバーディーを奪い、流れを呼び込む。しかし16番でバーディーチャンスを逃すと、気落ちしたか17番から連続ボギーとしてしまう。
後半に入った。1番をボギーとすると3番もボギー、さらに4番から連続ダボと悪い流れを断ち切れない。8番もボギーとし後半は43でホールアウト。「パターが全然だめだった」と悔しがった鈴木、80のトータル224、9位で大会を終えた。
【榎本】 「できる限りの力を出して順位を上げたい」という榎本は8時22分に10番からスタート。10番でいきなりボギーとするもその後は気落ちせずパーセーブする。15番では3日連続のバーディーでイーブンに戻すも16番では3パットしボギー、1オーバーで前半を折り返した。
後半に入るとショットが安定せず1、2番と連続ボギー。気落ちしたか4番では3パットしダボとしてしまう。6番でボギーとするも、7番では池に入れながらもなんとかパーでしのぐ。9番はボギーとし前半37・後半42の79、トータル232でホールアウト。後半の失速が響き9位で大会を終えた。
【松原】 「2日目が73だったのでそれ以上のスコアで回りたい」と意気込む松原は榎本と同組でスタート。10番でいきなり3パットしボギースタートも、15番では2mのバーディーパットを沈める。16番はボギーとするも、前半を1オーバーで折り返す。
後半に入った。3番から連続ボギーも5番で2オンしバーディーとする。6番でボギーとするも首位のクライアとは6打差、3位以下とは20打差以上開いており松原の2位は揺るがない。この日は前半37・後半39の76、トータル232でホールアウト。「アプローチが悪かった」と反省した松原だが、2位で大会を終えた。

鈴木隆太選手の話
芝に粘りがあり、コースが狭かった。パターの距離感がうまくいかなかったので、もっと練習しようと思いました。
榎本杏果選手の話
芝に対応できなかった。積極的に話しかけに行ったので外国の選手とたくさん会話できた。この経験を日本でも生かしたい。
八木沢浩心郎選手の話
ドライバーの飛距離は通用したが、グリーンに対応できなかった。芝とラフの抜け方が日本と全然違って戸惑った。
松原柊亜選手の話
グリーンが重そうで速かった。フェアウェイが雑草だった。アウェイの雰囲気にも動じない精神力を身に着けたい。

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