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JJGAの大会情報や協会情報などを紹介。

海外派遣

海外派遣試合、IMジュニアゴルフツアー@Rio Pinar CC

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~優勝を目指し6選手が挑む~

2月4日~5日▽米フロリダ州オーランド、リオピナーカントリークラブ(15歳~18歳男子6886ヤード、パー72、15歳~18歳女子5807ヤード、パー72、11歳~14歳男子6409ヤード、パー72、11歳~14歳女子5435ヤード、パー72)▽参加選手=15歳~18歳男子45名、女子21名、11歳~14歳男子15名、女子8名

▽JJGA派遣選手=今野匠(高3)、小滝水音(高3)、久常涼(中2)、平木亜莉奈(中2)、黒田裕稀(小6)、関口碧(小6)▽派遣選考試合=JJGAジュニアゴルフオールスター、東横インジュニアゴルフオープン

 JJGAから継続して派遣しているIMG主催のIMGジュニアゴルフツアー。IMGはフロリダ州にIMGアカデミーを設け、ゴルフ、テニス、野球、アメリカンフットボールなど数多くのプロスポーツ選手養成所として知られている。特に近年、ゴルフに力を入れており、年20回以上のジュニア大会を開催している。中心は2日間競技だ。
今回はアメリカ有数の観光地であるフロリダ州オーランドにあるリオピナーCC。リオピナーCCはPGAとLPGAで過去17度のプロツアーを開催している。2000年代にはフロリダを直撃したハリケーンにより大部分のコースの木がなぎ倒された。その後、昨年まではフロリダプロフェッショナルゴルフツアーと呼ばれるミニツアーも開催されていたトーナメントコースだ。コースはフラットな地形で、アップダウンはないが、各ホールが木でセパレートされている林間コースのため、ティーショットの良し悪しがスコアに直結する。

~黒田裕稀 パッティングに苦しみリベンジならずの6位~

1日目
 11月のタイジュニアでは納得のいく結果が出なかった黒田は「最後まであきらめずやり抜こう」と胸に秘め初日を迎えた。ドライバーの調子が良くフェアウェイキープするも11番でボギー。その後、2バーディー・1ボギーの36で上々の滑り出しを見せる。期待の後半だったが、落とし穴が待っていた。後半の1番パー5で3オンし16mにつけると、ここからまさかの5パットでトリプルボギー。がっくりと肩を落とすと精神的に立て直せず2番でもトリプル、4番と8番でダボとし46。後半だけで10打も落とし、82で8位タイとした。

最終日
 前日の反省からパッティングの修正をして挑んだ最終日。この日は前日好調だったショットに苦しむ。13番までアプローチに助けられパーを重ねると14番で痛恨の池ポチャ。ボギーを先行させてしまうと16番でもボギー。1番パー5でようやくバーディーを奪うも、こらえきれず4番でボギー、6番でダボを叩き76。2日間トータル158で6位に沈んだ。

~関口 碧 大健闘も及ばず惜しくも2位~

1日目
 海外試合が初めての関口は「2日間で150打以内、パーオンできなかったら寄せてしのいでいく」ことを目標に今大会へ挑んだ。初めての国際大会で緊張を隠せない関口は、スタートホールの10番パー5からハザードに入れるなどしてダボとつまずく。その後も13、15番とボギーとし耐えるゴルフが続く。後半に入ると、緊張が次第にほぐれたのか徐々に調子を上げ、後半は2番でバーディーの他はすべてパーでホールアウト。この日3オーバーの75でトップと4打差の2位につけた。

最終日
 「無理にバーディーは狙わないでパーを積み重ねていきたい」と逆転優勝に照準を合わせた関口。立ち上がりの11番で1mのバーディーパットを決め3打差にすると、14番でもバーディーを決め一気に1打差まで詰め寄る。しかし、17番でアプローチをミスしもったいないボギー。再びリードを広げられ焦りからか後半2バーディーを奪うも4ボギーと失速しフィニッシュ。この日73の2日間トータル148でトップと6打差の2位となった。

11歳~14歳の部大会優勝者
 男子の部はオハイオ州出身の14歳グラント・ゴベズィーが初日のリードを守り切り初優勝(2日間トータル150)。女子の部は2日間とも1アンダーのトータル142で中国出身の14歳ジニュー・ウーが勝利した。

~今野 匠 多くの課題が見つかった2回目の海外遠征は18位タイ~

1日目
 宮城出身の今野は積雪のため思うようにラウンドができておらずコンディションが万全ではない。その不安が的中し、ドライバーとアイアンが大きく曲がり、チャンスにつけることができない。
それでも前半を2ボギーと耐え、後半11番パー4で下り3mのバーディーパットを決め調子を上げていきたいところ。しかし、13番でバンカーにつかまりアプローチミスも続きボギー。これが引き金になったか、14、15番と3連続ボギーで力尽き、この日76の17位タイ。

最終日
 この日もショットが荒れていた今野は、なんと7番までパーオンできず2ボギーと苦しいゴルフ。8番パー3でパーオンするも3パットでボギーと、前半を終え3オーバー。後半に入り10番でバーディー、14番で10mを入れバーディーも、池ポチャが絡み11番ボギー、12番ダボ、13番ボギーとスコアを落とす。18番でもティーショットを曲げダボで79。2日間トータル155で18位タイとリベンジならず。

~久常 涼 逆転狙うも最終日失速 3位入賞ならず~

1日目
 「年齢的には高校生の部門での出場なのでどれくらい通用するのかが楽しみ」と語った久常。フェアウェイキープ率が高く、ドライバーの調子の良さが目立った。しかし、5番で1mのバーディーパットを外すと、続く6番でアプローチミスからボギーと最悪の流れ。ずるずる行きそうなところを、9番で7mの下りをねじ込み後半へ。11番でまたしてもアプローチミスからボギーを叩く。17番でバーディーを取るのが精一杯、この日72で5位タイ。トップとは3打差だが、「今日は良い流れを作れなかった」と悔やんだ。

最終日
 逆転優勝を狙う久常は、スタートホールの1番で10㎝につけ楽々バーディーを奪い、好スタートを切った。しかし、この日はパッティングに苦しみ、3、6番でショートパットを決めきれずボギー。悪い流れは後半に入っても変えられず、13番でバーディーも、11、14、16、17番と立て続けにボギーを叩いてしまいホールアウト。この日76、2日間トータル148で入賞圏内の3位にも入れず、悔しい7位タイでアメリカ派遣を終えた。

15歳~18歳男子大会優勝者
 15歳~18歳男子の部を制したのは、15歳のマサチューセッツ州出身のイケル・ソーブジョンセン。最終日に7バーディー・1ボギーと爆発。2位に4打差をつけ、終わってみれば圧勝だった。

~小滝水音 海外試合の難しさを痛感 実力発揮できず6位~

1日目
 「時差ボケの影響と緊張もあり、練習日と違って体がうまく動かなかった」という小滝。ドライバーとアイアンショットが思うようにいかず、前半だけで4ボギーと追い込まれる。後半に入り、2番でガードバンカーにつかまり目玉でダボ。なんとか悪い流れを断ち切りたい小滝、5番で1m半につけてバーディーパットを決める。続く6番もバーディーと良い流れだったが、7番と9番でOBも絡み手痛いボギーでホールアウト。この日78とトップと10打差の10位タイで最終日を迎えることとなった。

最終日
 「1打ずつ丁寧にやろう。そしてアンダーを出そう」と決意してスタートした小滝。前半を終え2バーディー・ノーボギーと絶好調。後半に入り、1、2番と連続バーディーで一時4アンダーに。しかし、4番でバンカーにつかまり、しかも目玉でダボ。6番ボギー、7番ダボと一気に1オーバーまで後退。8番で意地のバーディーパットを決めイーブンまで戻した。結局、この日72の2日間トータル150で6位にとどまった。

~平木亜莉奈 激しい優勝争いも2打及ばず~

1日目
  「上のカテゴリーになるけど、2日間60台を出して優勝する」を目標に挑んだ平木。この日は、3回林に打ち込むなどティーショットは荒れていたが、パッティングの調子が良く、ボギーを叩くもそれ以上にバーディーを奪うという展開。12、13番とバーディーも、15、16番でボギーと一進一退を続けたが、18番で2mのバーディーパットを沈め、1アンダーで折り返した。後半に入ると、10m以上のロングパットが面白いように決まり、4バーディー・2ボギー。この日69でトップに1打差の2位とした。

最終日
 トップのシーフォン・ヒとの差は1打。緊張感を持ちながらもプレーを楽しもうと思っていた平木。ヒが10番でいきなりバーディースタートとし2打差となると、平木は11番でボギーと3打差まで広がる。何とか粘りたい平木は14番でバーディー。対するヒは13番と17番でボギーをたたき、平木とトータル3アンダーで並んだ。続く18番で先に3mのバーディーパットをヒが決める。食らいつきたい平木だったが、1mもないパーパットを外してしまい2打差に広がった。後半に入っても、平木のショットの調子は上がらず2番でボギー、4番バーディーでこの日73、トータル142でホールアウトした。ヒは後半も1番バーディーで差を広げ、5番でボギーを叩くもリードを保ったままこの日72、トータル140でフィニッシュ。2位の平木に2打差をつけ優勝した。

15歳~18歳女子大会優勝者
 平木との接戦を制したシーフォン・ヒはフロリダ州出身の17歳。

黒田選手の話
パッティングやショットの精度がまだまだ足りないと感じた。今後の練習で良くしていきたい。日本とフロリダの気候の違いにも驚いた。試合中に確認する時や食べ物を注文する時など、英語のコミュニケーションが難しかった。英会話にも磨きをかけていきたい。

関口選手の話
同じ学年の選手に、ティーショットの飛距離が10~20ヤードくらい離されていたのに驚いた。パッティングの距離感やラインの読みは対応できましたが、課題はショットやアプローチの精度です。海外選手と少しですが、コミュニケーションがとれて嬉しかった。

今野選手の話
今回を含めて2回の海外試合を経験して、メンタルが強くないと世界ではやっていけないと痛感しました。まだまだ飛距離、ショットやショートゲームの精度、体力が自分には不足しています。課題を克服して、4月から大学の舞台で活躍できるようにしたい。

久常選手の話
今回は2打目以降でミスが多く、自分で思い描いていたプレーが全然できなかった。海外のコースでは日本とは全く違う環境の中でゴルフをしなければならず、うまく対応できなかった。アプローチの種類を増やすなど工夫して次回には優勝争いをしていきたい。

小滝選手の話
海外で戦うことの大変さを感じました。1日目の前半は緊張もあり、なかなかいつも通りのプレーができませんでした。アメリカの大会では、練習場でも芝から球数制限もなく打ち放題。大会もスポーツとして純粋に楽しんでいる印象が強く、雰囲気がよかった。

平木選手の話
エビアンに続いて、派遣試合で2位となり悔しい。書ききれないほど課題がたくさん見つかりました。目標が世界で活躍する選手になることなので、今後も派遣試合で良い成績を安定して出していきたい。そのためにも英会話のスキルが必要だと改めて感じました。

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